市川市スポーツ協会 会長挨拶

皆様には、日ごろから市川市の体育、スポーツの発展・振興に、ご支援、ご協力いただき、誠にありがとうございます。

市川市スポーツ協会(旧市川市体育協会)が、今日のように発展いたしましたのも、ひとえに皆様のご支援、ご協力の賜物と衷心より御礼申し上げます。

市川市は、今年で市制施行80周年を迎えました。 市川市スポーツ協会(旧市川市体育協会)も、昭和25年8月に、陸上競技、排球(バレーボール)、軟式庭球(ソフトテニス)、籠球(バスケットボール)、卓球、小・中学校体育連盟、青年団の7団体により組織されましたが、東京オリンピックの年(平成32年、2020年)に、創設70周年を迎えることになります。 当時と比較しますと、人口も、昭和25年(約10万人)の約5倍(約47万人)になっており、加盟団体数でも、7団体が約5倍(37団体)になってまいりました。
その間、社会や体育・スポーツをとりまく環境も大きく変わり、スポーツに対する考え方やニーズも大きく変化してまいりましたが、県民体育大会出場各競技での競技力向上はもちろん、スポーツを通じた次世代を担う「世界で活躍できる人材育成」、各世代間や地域でのコミュニケーションの醸成、児童・生徒の体育向上、生涯スポーツ環境の充実、健康維持のための運動・スポーツ環境の充実などについて、加盟団体、関係者のご協力をいただきながら、体育協会の活動を通じて貢献させていただけたのではないかと感じております。

現在、当協会の会員数は約4万名を超えており、各種大会や行事にご参加していただいている住民の方も、約3万人になりつつあります。このような中、当体育協会に求められているものも、ますます増えてきております。

これらに応えるべく、5月を中心に、スポーツに接する機会の少ない子どもたちを主な対象として入門編として行っている市民スポーツ教室の「行事教室」や、年間を通じた「定期教室(旧サタデースポーツ教室)」、全国的にも長い歴史のある「市川市民元旦マラソン大会」、市川市スポーツ協会(旧市川市体育協会)が主催し、競技別に開催している「市民体育大会」を実施するとともに、各加盟団体等が独自に行う市民大会、講習会、練習会、競技力向上事業などへの支援・協力を積極的に行い、市民体育の向上はもとより、競技力向上、地域でのコミュニケーションの醸成にも成果をあげてまいりました。

平成24年度には、千葉県民体育大会への全種目出場を掲げ、一丸となって、総合第3位、女子総合優勝という輝かしい結果を残し、さらには、優勝団体数を競う「特別表彰」では、女子が11種目で第1位、男子が5種目で第5位、あわせて総合第2位という好成績を収めることができました。 平成25年度も、総合第4位(男子5位、女子2位)、特別表彰第3位(男子2位、女子4位)の好成績を収めることが出来ました。これもひとえに、各出場チーム・加盟団体の皆様のご尽力の賜物と感謝申し上げます。ありがとうございました。
また、スポーツ少年団や未加盟団体にもかかわらず県民体育大会で活躍していただいている団体もありますので、支援・協力に力を注ぐとともに、団体として育成・協力してまいりました。
 このような、体育・スポーツ活動の活性化に向けた努力は、市川市の掲げる「健康都市いちかわ」の目指す、「健康で豊かな暮らし」を支える「生涯体育・スポーツ」の充実に大きく寄与するものと考えております。

指導者による体罰(暴力)問題が話題になりましたが、市川市スポーツ協会(旧市川市体育協会)では、いち早く取り上げ、スポーツ指導者講習会や有資格指導者の育成に重点を置き、市川市でご活躍いただいている指導者の皆様には、長年にわたり培ってきた専門知識や技術を、信念と情熱を持って選手・教え子の方に伝えて頂いていると考えておりますが、資格取得、講習会への参加を呼びかけるなど、お願いしてまいりました。
選手・教え子と、ともに努力していくことが重要でございます。 指導者の皆様のご尽力に対し、衷心よりお礼を申し上げますとともに、大変だと思いますが、引き続きご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。 また、選手や教え子の皆さんには、将来への目標をしっかり持ち、モチベーションを維持し、忍耐強い努力を続けられる強い心を持てるように育っていただけたらと願っております。

さらに、選手・関係者の方々のご活躍をより多くの方々に知っていただけるよう、公式ウェブサイトの充実、並びに、ITを活用した活動の充実を、更に推進してまいります。市民の皆様に身近で、親しみやすい体育協会になれますよう努めてまいります。

平成26年5月23日の評議員会で役員の方がご隠退されましたが、引き続き、加盟団体への活動支援や協力、これまでの事業をさらに充実させてまいります。 私たちの活動が、住民の皆様の健康維持・増進、体育・スポーツの振興・発展に寄与できますことを祈念し、ご挨拶とさせていただきます。