本市では、体育協会創立以来市川市民体育大会(現市民スポーツ大会)を開催しております。各種目ごとに数会場に分かれて終日熱戦をくりひろげる一方、一般市民のためには陸上競技場で、いわゆる運動会形式で老若男女、幼児も参加できるような種目をとりいれ、また、婦人会、民踊会ともタイアップして実施してきました。
昭和34年の文化の日には、NHK、日本テレビによりこの大会の一部が広く紹介されました。なかでも参加者の好評を博した種目は「歩く姿のコンクール」でありました。誰でもが出場でき、自然のままの姿で歩行していただき、姿勢、速度、脚の振り出し等に審査の観点をおき、10人を選考して表彰いたしました。この行事は佐藤武男氏(第1回アジア大会競歩選手)、野原史子氏(歩く姿のコンクール日本一)の発言にあずかるところが大きかったです。
昭和38年より体育協会では、永年スポーツ振興に貫献した人、その年に優秀な成績をおさめた選手を、この大会の総合開会式の席上で表彰することになりました。
昭和54年には第30回記念大会が開催され、総合開会式で炬火の点火などが行われ盛大な大会となりました。
市民スポーツ大会も年々盛況となり、現在では野球、陸上競技など26競技種目が行われ、1万4千人余の市民が参加する体育協会ではもっとも大きな行事となっています。
尚、令和6年度から市民体育大会は、市民スポーツ大会に名称を変更いたしました。